お安いエタニティリングをお探しのこととは思いますが、その理由について検証していますので、少々お付き合いください。

エタニティリングに限らず、商品そのものに価値がありしかも品質が良い。
その上で値段が安いとなれば飛びつき買いしたくなります。
しかし、考えてみればわかりますが、そのような商品は売れば売るほど販売業者が損をしますので、目玉商品として数量限定でオープン記念や10周年記念などのときには販売されることはありましても、当然ながら通常時は赤字にしてまで販売することはありません。やはり、値段が安いものにはそれなりの理由があるわけです。

そこでタイトルの「安いには2種類ある」としていますが、そのひとつ目です。
「それなりの理由があるので安い」です。
とんでもなく安い商品は、そもそもダイヤモンドでなくてガラス玉であったり、リングもどんな素材でできているかわからないものですので、こちらの安い商品は除外しますが、次のような安いもあるのです。

例えば、Aという指輪のネットショップではハートアンドキューピッド付きで0.2カラットのダイヤモンド、Pt900のハーフエタニティリングが50,000円で販売されているとします。

こちらは、ダイヤモンドの品質はそれなりでしかないと判断できます。それを上手に値段を安く見せかけているのです。それでもよいという方はいいのですが、他の品質の良いハーフエタニティリングのお値段と比べて安いと考えて購入されるには問題があります。ここでは、こちらの安いを「見せかけの安い」と命名します。

もうひとつは、ブランドのものと同じダイヤモンド品質を使っての「安い」です。大きな違いは有名ブランドであるか・いなかです。こちらのほうは同じ安いでも、「お得感のある安い」と命名します。

今回は、見せかけの安さについての検証と、お得感のある安いの内容について書いています。

「見せかけの安さ」そのカラクリとは

冒頭でも申し上げましたが、ダイヤモンドの品質や指輪の素材がいいものを安く販売などできるはずがありません。やはり、安く販売できるのにはカラクリがあるのです。事例をご覧ください。

5万円のハーフエタニティリングの中身

ハーフエタニティリングの「商品情報」です。

  • プラチナ(Pt900)
  • ダイヤモンド0.2ctが15石
  • クラリティ:SIクラス
  • ハート&キューピッド
  • カット:Good
  • カラー:Hカラー

「リング」
最大幅(リング部分/約):厚み:約2mm

となっております。この商品説明文を見られてもチンプンカンプンだと思いますので、まずは、それぞれの言葉の意味について解説します。ご存知の方は次の項目からご覧ください。
※カラーグレードについては長文となりますので解説しておりません。

プラチナ900となっている部分は、リング素材はプラチナ。900とは、プラチナ100%(実際は99.95%)ではなく、プラチナ90%との意味です。残りの10%は、割金と言ってパラジウムやルテニウムなどが混ぜられています。指輪の素材としては、プラチナ100は柔らかすぎるためプラチナ950や900の合金が使われるが一般的です。

次に、ダイヤモンド15石。
こちらは、ハーフエタニティリングに15個のダイヤモンドが飾られている意味です。

ダイヤモンド/0.2カラットとは、エタニティリングなので「ダイヤの総重量」のことです。
1カラット=0.2グラムですから、0.2カラットはその1/5にあたり0.04グラムです。こちらの商品はダイヤが15個なので、1個あたり、0.04グラムの1/15になります。つまり1個あたり0.00266グラムと非常に小さいダイヤです。大きさについては下記で説明しております。

SIクラスについて。
SIとは、「スライトリー インクルーデッド」の略で、ダイヤモンドのクラリティ(透明度)を表しています。全部で5等級あります。最上級はフローレスで、SIは下から2番目です。
クラリティとは、ダイヤモンド外部のキズ(ブレミッシュ)や内部に包有物(インクルージョン)がどのくらいあるのか、目視で確認できるものなのか、あるいは10倍にしても確認できないものかなど判定した等級のことを言います。
等級は、以下の5段階です。※さらに説明図の通り各等級で細分化されています。

  1. FL(フローレス)
  2. VVS(ベリーベリースライトリーインクルーデッド)
  3. VS(ベリースライトリーインクルーデッド)
  4. SL(スライトリー インクルーデッド)
  5. I(インクルーデッド)

下の画像を拡大してご覧になりたい場合はクリニックしてください。

ダイヤモンドのクラリティ説明図
ダイヤモンドのクラリティ・グレードの説明図

下記のGIAクラリティスケールを横に動かすことで、フローレスからI3までダイヤモンドの違いを確認することができます。SIグレードのダイヤモンドを確認してみてください。商品説明では、SIグレードとなっておりますので、ⅠとⅡの両方をご覧ください。

続いて、カットは、Good(グッド)グレードです。
こちらは、ダイヤモンドの輝きを決めるカット等級を表しています。グッドとなっていますので、ちょうど真ん中です。

  1. エクセレント
  2. ベリーグッド
  3. グッド
  4. フェア
  5. プア

ダイヤモンドの鑑定を行う「中央宝石研究所」では、カットグレードが最上級のエクセレントでも、フィニッシュ(研磨の仕上げ)、対称性 (SYMMETRY)のいずれもがEXCELLENT(エクセレント)であるならば、「トリプルエクセレント」と言って、最上級の評価になります。さらにハートアンドキューピッドの評価が与えられれば「トリプルエクセレント・ハートアンドキューピッド」となりさらに上の最高級の評価になります。ハートアンドキューピッドについては、こちらのブログ記事をご覧ください。

以上が、エタニティリングについて紹介されている文の解説でした。次にどういう点によって安く販売できているのか、そのカラクリの説明です。

安さのカラクリとは?

実際には、こちらのハーフエタニティリングを手に取ってはおりませんが、以下は業界歴30年を経験してきた目で見たコメントです。

このリングは合計0.2Ctで15石なので1石あたり0.013Ct、直径にして約1.4mm。それに対してリングの幅は約2.0mmとなっています。

まずリングの造りですが、細いので華奢です。しかもとても軽くできています。レビューにも「思っていたより幅が細かった」と書かれています。

次にダイヤです。
小さい為に厳密にはカットグレードも判定不能となりますので、「Hカラー SIクラス Good H&C」自体怪しいです。そもそも、GoodでH&Cの認定などありえない状況です。物理的には、H&Cならカットグレードは「VeryGood以上」になるはずです。

次に鑑別書を発行している会社ですが、三流以下の民間鑑定機関です。
※鑑定機関には一流から三流までありますので、ご注意ください。(一流はGIAと中央宝石研究所です。それ以外は注意が必要です)
※ダイヤモンドには、鑑定書(グレーディングレポート)と鑑別書が存在しています。これらの違いについてはこちら

この鑑定機関はランクアップ当たり前の鑑定・鑑別をしていると言われているところです。なので、Hカラー SIクラスとありますが、間違いなくIカラー以下、I1以下であると思われます。鑑定があればたとえ確かな物でなくとも安心できるという、顧客の心理を最大限に利用した商品と思います。

ちなみにこちらの商品ですが、仮に当社で同じ商品を作って販売した場合の金額です。私の見積もりではダイヤが1カラット50,000円として、0.2Ct = 10,000円。リングの制作費が20,000円、合計で30,000円です。

安かろうに見せかけて利益が十分ある粗悪商品に認定です。まさしく「見せかけの安い」の典型的なエタニティリングです。

※品質も値段相当と覚悟されたうえで購入されるのはもちろん問題ありませんが、商品ページには鑑別書の見本が大きく掲載されているためにこれを信用して購入しますと後悔されると考え、注意を促したく事例として取りあげております。

次は、二つ目の「お得感のある安い」についてです。

ハイブランドよりお得感のある安い

ハイブランドの指輪はさすがに品質のよいダイヤモンドを使っております。また、リングもしっかりと作られています。ただ欠点というかデメリットとしては、値段がかなりお高いということです。
身に着けている品物のデザインやロゴを見て他人がブランド物とわかるならば、高くてもその意味はあるでしょう。また、自身すべてそのブランド統一されているならばその意味もあるでしょう。

しかしながら、バッグや洋服とは違い、ダイヤモンドのフルエタニティリングなどの指輪は、リング自体そのものよりもダイヤモンドのほうが目立ちます。そのため、デザインと言っても大きく違いを出すことができません。いうなれば、他人が見てもどこのブランド品なのかは見当がつかないのです。

それならば一つの選択肢として絶対的にハイブランドでなくてもよいのでしたら、「ダイヤモンド品質はワンランク上」なお、職人が一つ一つ丁寧に作るため「リング自体もしっかりと作られている」それでありながら、「その半分以下の値段で購入できるお得感のある安い」という選択肢も実はあるのです。
たとえ仮に並べて比較されたとしても、どちらがハイブランドなのか間違えてしまいます。なぜならば、ワンランク上なのでダイヤモンドの輝きでは負けないからです。ブランド名を取るか中身を取るかの選択といえます。

いかがでしたでしょうか。
指輪には、安いといっても品質の悪いものを良いものですよと「見せかけての安い」とブランド品と比較しての「お得感のある安い」の2種類がありますの記事でした。

オーダーメイドの指輪・ハーフエタニティリング

ハーフエタニティリング3/4・プラチナ950
Pt950・ダイヤモンド ハーフエタニティリング・トロワキャール・0.625Ct ・VS/HC・リング幅2mm・221,200円
プラチナ900・ハーフエタニティリング・ダイヤモンドとルビーのコンビネーション
Pt900・ハーフエタニティリング・ダイヤモンドとルビーのコンビネーション・0.67Ct・リング幅2mm・186,500円

トロワキャール

一生もののダイヤモンドハーフエタニティリング
¥ 8300 月々(Pt950の場合)
  • Pt 950 ダイヤモンド ハーフエタニティリング・HC
  • K18YG ダイヤモンド ハーフエタニティリング・HC
  • K18PG ダイヤモンド ハーフエタニティリング・HC
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